【ニューデリー時事】パキスタン南西部バルチスタン州で1月31日、武装集団が病院や学校などを同時に襲撃し、民間人31人に加え警官・治安要員ら17人が死亡した。同州のブグティ州首相が2月1日の記者会見で明らかにした。治安部隊が反撃し、武装集団の戦闘員145人を殺害した。
 襲撃があったのは、州都クエッタ、アラビア海に面したグワダルを含む複数の都市。ロイター通信によると、同州の分離独立を目指す過激派「バルチ解放軍(BLA)」が犯行声明を出した。
 パキスタン内務省幹部は、一般市民の服装をした武装集団が病院や学校、店舗に侵入し、「市民を無差別に狙った」と述べた。警察施設も攻撃対象となり、車両への放火や自爆テロが行われた。刑務所が襲われ、多数の収容者が脱獄したとの情報もある。 
〔写真説明〕1日、パキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタで武装集団の襲撃に伴う爆発の現場を調べる治安要員(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)