2026/02/07
防災・危機管理ニュース
【ベルリン時事】ドイツの声優たちが米動画配信大手ネットフリックスの吹き替え版への出演を拒否し、波紋を呼んでいる。人工知能(AI)の訓練に自らの声の利用を認めるよう求める出演契約に反発。AIの音声に仕事が奪われかねないことから、声優側は声の提供が「自滅を招く」(独メディア)と警戒している。
報道によると、出演契約では、AIの訓練に関する声優への対価は、訓練後にAIの音声が作品に使用されれば支払われる。ただAIが誰の声を基にしたのか、外部からの特定は困難。声優組合は「われわれはアーティストであり、(AIの)データソースではない」と徹底抗戦の構えだ。
出演拒否により、吹き替え制作に遅れが生じ始めている。ネットフリックスは、ドイツ語は当面字幕のみになる可能性があるとし、声優団体との協議に応じる意向だ。
近年の動画配信サービスの普及に伴い、吹き替えの需要は拡大。一方、原作の俳優の声を学習したAIが、他の言語で音声を生成する試みも進んでいる。
(ニュース提供元:時事通信社)
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