2026/06/25
防災・危機管理ニュース
東北の三陸沖合では昨年以降、比較的大きな地震が続いている。東北大災害科学国際研究所の岡田悠太郎助教(地殻変動論)は「今後もこのエリアで同規模の地震は起きる可能性がある」と指摘。今回の震源の東側では30年以上にわたり大きな地震が発生しておらず、いつ起きるか分からないとして日頃の備えを呼び掛けた。
岡田助教は、東北北部の沖合を震源とする地震について「海側と陸側のプレートの間でひずみが蓄積されることによって起きる」と説明。東日本大震災を起こした巨大地震からは15年が経過しており、「関連性が全くないわけではないだろうが、直接的な影響は考えにくい」と話す。
今回の震源の東側は、1994年にマグニチュード7.6の「三陸はるか沖地震」が起きて以来、規模の大きな地震が発生していない「空白域」となっている。岡田助教は「空白域の北や南、西を震源とする大きな揺れが相次いでおり、三陸はるか沖と同規模以上がいつ起きるか分からない」と警鐘を鳴らす。
一方で、「日本全国どこでも、規模の大きな地震は起きる恐れがある」と強調。今回の地震をきっかけとして、家具の固定や津波襲来時の避難経路などを日頃から確認する必要があると訴えた。
〔写真説明〕三陸沖を震源とする地震で発表された「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を知らせる電光掲示板=4月21日、岩手県大船渡市
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/11/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/10/27
-
個人情報漏えいはPHP修正で止まらない続発する不正アクセス
Webシステムからの個人情報漏えいが止まらない。企業規模を問わず、不正アクセスによる情報漏えいの公表が相次いでいる。さらに、Webシステムで広く利用されているプログラミング言語PHPの重大な欠陥が公表され、政府が修正対応を呼びかける事態にまで発展した。なぜ今、個人情報の漏えいが急増しているのか。10月7日にいち早く分析結果を公表したマクニカ・セキュリティ研究センターの瀬治山豊氏に話を聞いた。
2026/10/27
-
-
-
-
-





※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方