【サンパウロ時事】南米ベネズエラ北西部を襲った地震発生から4日目となる28日、市民や当局は最大の被災地ラグアイラ州などで懸命の救出作業を続けた。作業は断続的な余震や重機不足に直面しており、ロドリゲス国会議長は同日、地震による死者が1450人になったと発表。救命活動を巡り「決定的な局面を迎えている」と訴えた。
 現地では、外国の救助隊を含む2万5000人以上が捜索・医療活動を継続しているものの、死者数の増加は前日比で20人にとどまった。行方不明者登録サイトの情報では、約4万7000人がいまだに消息不明。27日には33人が救助されたが、建物の下敷きになっている人が多数いるもようだ。
 28日までに確認された建物被害は約770棟だが、米オレゴン州立大などの衛星画像による分析では、被災地全体で約5万8000棟の建物が何らかの被害を受けたと推計される。 
〔写真説明〕28日、ベネズエラ北西部ラグアイラ州で少年を救助する人道支援グループのメンバー(メキシコ陸軍提供)(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)