2026/06/29
防災・危機管理ニュース
中国が軍民両用品の対日禁輸措置を拡大したことを受け、対象に追加された国内企業は29日、事実関係の確認や影響の調査に追われた。詳細が不明な中、「なぜうちが対象になるのか」との戸惑いも聞かれた。
三菱電機は、防衛装備品を手掛ける三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ(東京)などグループ4社が対象になった。「事実関係を把握した上、事業への影響を調査する」(広報)としている。前回に続き複数の子会社がリスト入りした三菱重工業は「精査中」とコメントした。
中国で歯車などを生産する青木精密工業(埼玉県川口市)は、「製品はあくまでも一般産業用機械向け。現地に問い合わせる」とリスト掲載に驚いた様子。禁輸ではないものの、監視対象になった企業からは「多くの工業製品が軍民両用になりうる。なぜうちだけが」との声が上がった。
日中両政府は2023年から半年に1回程度のペースで輸出管理対話を開催してきたが、昨年11月の高市早苗首相による台湾有事発言以降は実施されていない。経済官庁幹部は、対話再開に向け「政府や与党による政治サイドの働き掛けが必要だ」と指摘する。
〔写真説明〕中国商務省に掲げられた中国国旗=資料(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 中国
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/15
-
-
-
-
防災は面白くないと広がらない
地震が起きたとき、スマートフォンに通知された情報を頼りに避難を判断することが多いだろう。緊急地震速報の情報から、いまどのように動くべきかを判断できる、そんな身近な危機管理を習慣づけた1 社が、アールシーソリューション(東京都新宿区)だ。2010 年に提供開始したスマートフォンアプリ「ゆれくるコール」は、緊急地震速報を受信できるアプリとして多くのユーザーが利用している。代表取締役の栗山章さんは、数多くのユーザーに防災の重要性を広めてきた一方で、ビジネスとして成り立たせる難しさにも直面してきたという。これまでのサービス開発の経緯や、防災ビジネスへの価値観を聞いた。
2026/09/09
-
被災施設への再入場判断「戻ってはいけない」では解決しない避難後の問題
大地震が発生し、安全な場所へ避難して一息つくと、人々には「ひとまず危険のピークは過ぎた」という根拠なき安心感が芽生える。そして、さまざまな理由で「避難してきた場所に戻りたい」といった気持ちが生じる。しかし、被害がどの程度なら戻ってよいのかについての明確なルールや事例は、どこを探してもあまり見当たらない。 国には応急危険度判定という仕組みや、施設管理者が建物を緊急点検するための指針などもある。が、これらは避難直後の「戻りたいニーズ」に応える仕組みではない。ここに、避難直後の「再入場」という古くて新しい問題がある
2026/09/09






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方