フランス上院は29日、「SHEIN(シーイン)」や「Temu(テム)」など中国系通販サイトを念頭に、極端に低価格で低品質な「超ファストファッション」の販売を規制する法案を可決した。商品1点ごとに罰金を科すほか、仏国内での広告を禁じる。法案は下院を通過済みで、マクロン大統領の署名を経て成立し、9月1日に発効する。
 政府は市場に出回る衣料品の量と販売価格などを基に各企業を評価、これに応じて価格の50%を上限に、商品1点ごとに罰金を科す。上院によれば、罰金額は段階的に引き上げられ、2030年までに最大20ユーロ(約3700円)となる可能性がある。また、インフルエンサーの起用を含む全ての広告が禁止される。 
〔写真説明〕スマートフォン上に表示された「SHEIN(シーイン)」と「Temu(テム)」のアプリ(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)