動画配信サービス「バンダイチャンネル」の約4万6800アカウントを、登録者本人に無断で退会処理し、運営会社の業務を妨害したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は6日までに、偽計業務妨害容疑で、埼玉県所沢市に住む高校1年の男子生徒(15)を逮捕した。容疑を認め「会社に恨みはなかった」と話しているという。
 逮捕容疑は昨年11月4日午後5時~同8時46分ごろ、同サービスを運営するバンダイナムコフィルムワークスが管理するサーバーに自分のパソコンから虚偽の情報を送信。4万6812アカウントの退会処理をし、同社にサービスを一時停止させるなど業務を妨害した疑い。
 同課によると、男子生徒は小学4年ごろからプログラムの作成方法などを一人で学び始めた。中学3年だった事件当時、同社の通信内容の解析からシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を見つけ、対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を使って不正プログラムを自作し退会処理を行った。
 被害に気付いた同社からアクセス遮断などの対策を取られたが、約30回にわたりIPアドレスを変更して退会処理を続けたという。
 昨年11月、同社が警視庁に相談。同課が通信記録などを捜査したところ、男子生徒が浮上した。
 同課は今年6月、他人のアカウントにアクセスしたとして、不正アクセス禁止法違反容疑で男子生徒を逮捕していた。 
〔写真説明〕バンダイナムコのロゴ

(ニュース提供元:時事通信社)