2026/07/08
防災・危機管理ニュース
公正取引委員会は8日、ニュースサイトを運営する国内メディア約370社に対し、IT企業との取引実態に関するアンケート調査を始めたと発表した。生成AI(人工知能)による検索サービスでの記事の無断使用や、記事使用料の状況を調査する。これに加え、米グーグルやLINEヤフーなど巨大IT企業から、個別の聞き取り調査も行う。
調査は、日本新聞協会や日本雑誌協会、日本民間放送連盟(民放連)に加盟する新聞社、通信社、出版社、テレビ局などが対象。「優越的地位の乱用」といった、独禁法上の違反やその可能性のある行為が確認されれば、問題点を指摘し改善を促す。
AI検索による記事の無断使用により、読者が記事配信元サイトを訪問せず、メディアが広告収入を得られない「ゼロクリック検索」も問題となっている。公取委は、消費者約2000人にもアンケート調査を実施し、ニュースサイトの利用状況などを把握する。
記事の無断使用を巡っては、読売新聞などが昨年夏、米新興企業のパープレキシティに損害賠償や記事の複製差し止めを求め提訴した。
〔写真説明〕公正取引委員会=東京都港区
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- AI
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/14
-
-
AIによるメール監査で悪意なき不正リスクを事前に検知
昨今、企業の不祥事が多発している。不正会計や金銭の着服、独占禁止法で禁止される談合やカルテルなどが発覚することで企業の信用が失墜し、業績悪化にいたるケースが多い。企業の不正を防ぐ方法で有効なのが、社内のメールモニタリング(メール監査)だ。国際訴訟・不正調査のパイオニアであるFRONTEO(東京都港区)は、リーガルテック分野で培ったノウハウから自社開発したAIエンジン「KIBIT(キビット)」をコア技術に、メール監査で企業の不正リスクを検知するサービスを提供する。膨大な量の電子データから、どのように不正を発見し、未然に防ぐのか。代表取締役社長の守本正宏氏に話を聞いた。
2026/07/13
-
-
困難な工場のサイバーセキュリティ強化机上訓練で隠れていた現場力を発掘(参天製薬)
製造業にとって最も避けたい、売上に直結するサイバー攻撃による工場の稼働停止。しかし、セキュリティ対策の導入は工場ならではの困難があり、簡単にはいかない。参天製薬(大阪市北区、伊藤 毅代表取締役社長)は、サプライアーのランサムウェア感染をきっかけに、2017年から国内外の工場のサイバーセキュリティ対策を強化。工場との対話を重ね、着実に進めている。
2026/07/10
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/07/05
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-





※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方