2026/07/14
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は13日、ニューヨークで講演し、14日に発表される6月の消費者物価指数(CPI)のうち食料品とエネルギーを除いたコア指数などが予想を上回れば、「近いうちに金融引き締めを検討する必要がある」と明言した。人工知能(AI)ブームに伴う投資拡大によるインフレ圧力が続くとの見通しも踏まえ、利上げに前向きな「タカ派」路線を強めた形だ。
金融大手ウェルズ・ファーゴによると、コア指数は前年同月比2.8%上昇と、伸びは前月から鈍化する見通し。ただ、伸びが想定を超えた場合、ウォラー氏の発言をきっかけに、FRBが今月28、29両日に開く金融政策会合で利上げに積極的な議論が強まる可能性もある。
ウォラー氏はAIブームのほか、米イスラエルとイランの紛争に伴うエネルギー価格の高止まりなどがインフレ圧力の要因とみられると指摘した。FRBの政策対応が後手に回るのを避けるため「金融引き締めの準備を整えなければいけない」と強調した。
〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事=2025年10月、ワシントン(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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