【ワシントン時事】ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は14日、議会下院金融サービス委員会で証言し、「高止まりするインフレを容認しない」と表明した。「物価安定を実現する」と繰り返し強調。人工知能(AI)ブームや、中東紛争による原油高に伴うインフレ懸念を踏まえ、様子見を当面続ける考えを示唆したが、具体的な政策見通しには言及しなかった。議会証言は議長就任後初めて。
 ウォーシュ氏は、FRBが掲げるインフレ率2%目標を5年以上達成できていないことを問題視。物価高と決別するため、インフレ高進の分析やFRBの保有資産など5分野の政策について外部の専門家が議論する作業部会を活用し、FRB改革に取り組むと誓った。 
〔写真説明〕米議会下院金融サービス委員会で証言するウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長=14日、ワシントン(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)