【パリ時事】スペインとフランスで相次ぎ発生した大規模な森林火災で、両国当局は26日も懸命の消火を行った。AFP通信によると、住民や観光客ら計約30万人が避難。記録的な被害が出ているが、鎮火のめどは立たず、延焼が続いた。
 スペインは首都マドリード近郊の火災で8万ヘクタール近くが焼失した。今年の全国の被害面積は計15万ヘクタール超と、昨年の6倍のペースで拡大している。
 一方、フランスは火の手がワイン産地として知られるボルドー地区の市街地まで15キロに迫った。ヌニェス内相はSNSに「状況は極めて不利だ」と投稿。火勢の変化は「予見できず、不安定」だとして警戒を呼び掛けた。山火事は英国やイタリアなど欧州各地でも起きている。 
〔写真説明〕26日、スペインの首都マドリード西郊で森林火災の消火活動に当たる航空機(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)