2026/09/10
防災・危機管理ニュース
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は10日、今年8月の世界平均気温が16.96度と、8月として観測史上最高を記録したと発表した。2023年7月と並び、全ての月を通じても観測史上最高となった。
8月の世界平均気温は、産業革命前(1850~1900年)の平均を1.65度上回った。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」は、気温上昇を1.5度に抑える目標を掲げている。月間の気温上昇幅が1.5度を超えたのは昨年11月以来。
西欧では6~8月の平均気温が、記録的な猛暑に見舞われた03年を上回り、観測史上最も暑い夏になった。5月から異例の熱波が相次いだほか、広い地域で少雨が続き、フランスや英国などでは深刻な干ばつが発生。ライン川やドナウ川など主要河川の流量も異例の低水準に落ち込んだ。欧州全体では、今夏の平均気温は観測史上3番目に高かった。
海水温も上昇し、南北両極周辺を除く海域の8月の平均海面水温は21.07度と、同月として過去最高を更新した。太平洋の赤道付近では、海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象が強まっており、今後、観測史上最大級の強さになる可能性があるという。
〔写真説明〕欧州に広がる記録的な熱波の中、遮熱シートで暑さをしのぐ人々=6月28日、ドイツ・ベルリン(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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