2026/07/29
防災・危機管理ニュース
熊本県で最大震度7を観測した28日の地震について、国土地理院は29日までに、全地球測位システム(GPS)などを使った電子基準点の地震前後のずれを計測した結果、同県八代市で地盤が北東方向に約87センチ動いたと発表した。
地理院は全国約1300カ所に電子基準点を設けて地殻変動を観測。2016年の熊本地震の際には、南阿蘇村で約97センチの変動が観測された。
地理院によると、八代市にある「千丁」基準点の動きが最も大きく、北東方向に約87センチ動くとともに、約32センチ沈降。熊本市南区の「城南」基準点で北に約43センチ、八代市の「泉」基準点で南に約17センチ動くなど大きな地殻変動が観測された。
基準点の変動から算出するモデル計算で、震源となった断層は長さ約32キロ、幅約7.9キロで、約2.2メートル動いたと推定された。
一方、観測衛星「だいち2号」が撮影したレーダー画像の分析では、震源に近い日奈久断層帯の北西部で最大50センチ、南東部で最大10センチの変動が見られた。
〔写真説明〕地震で崩落した熊本城の石垣付近を歩く人たち=28日、熊本市中央区
(ニュース提供元:時事通信社)

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