2026/08/01
防災・危機管理ニュース
震度6強を観測した熊本県益城町では被災者を手助けするボランティア活動が始まった。県内外から集まった人たちは、炎天下で汗を拭いながら、倒れた棚や割れた食器などを搬出。被災者からは「人が来てくれるだけでほっとした。ありがたい」との声が出た。
益城町は1日、町保健福祉センターにボランティアの受け入れ窓口を設置。地元の中学生や大学生らも含め、県内外から約50人が集まった。
同町惣領に1人で暮らす女性(82)は自宅の日よけが壊れ、暑さや不安で寝られないという。「修理や廃棄は自分だけではできない。ありがたい」と感謝を口にした。
自宅の棚が倒れ、食器やガラスが割れるなどした同町砥川の男性(70)は「10年前の地震よりひどい。体が弱って作業はできないので、ボランティアによる支援は涙が出るくらいうれしい」と喜んでいた。
厳しい暑さの中、ボランティアは小まめに水分を取り、冷却スプレーを掛け合うなどの熱中症対策を取った。熊本市から駆け付けた高校3年の男子生徒(17)は「居ても立ってもいられない」と参加を決意。被災者から感謝の言葉を掛けられると「助け合いなので」と顔をほころばせていた。
佐賀市の石田勇以さん(30)は10年前の熊本地震の際、同県南阿蘇村に滞在中だった。石田さんは「あの時は自分もいろいろな人に助けてもらった。今度は、お世話になった熊本の助けになれれば」と語った。
〔写真説明〕地震で自宅2階のタンスが倒れるなどの被害を受けた被災者(右端)と片付けをするボランティアの大学生ら=1日午前、熊本県益城町
〔写真説明〕地震でタンスが倒れるなどの被害を受けた被災者の自宅の片付けをするボランティアの大学生=1日午前、熊本県益城町
(ニュース提供元:時事通信社)


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