【サンパウロ時事】南米コロンビアの西部で10日午前7時半(日本時間午後9時半)ごろ、マグニチュード(M)7.4の地震があった。ロイター通信によると、少なくとも224人が死亡した。現地当局によれば、負傷者は1310人に達し、約150棟の建物が倒壊。下敷きになっている人も多数いるもようで、捜索活動が続いた。デラエスプリエジャ大統領は同日、非常事態を宣言した。
 震源は西部チョコ州サンホセデルパルマルから南約5キロの地点で、深さは約110キロ。首都ボゴタから西に約240キロ離れている。米太平洋津波警報センターによれば、津波の恐れはない。在コロンビア日本大使館によると、邦人の被害情報は入っていない。
 チョコ州や隣接する複数の州で被害が確認されており、当局や住民による救助・捜索活動が続いている。現地メディアによれば、犠牲者の多い西部リサラルダ州の州都ペレイラでは60棟以上の建物が倒壊した。
 また、国内約20本の道路で地割れなどの被害が出ているほか、空港6カ所が被災し、商業便の運航が停止した。
 デラエスプリエジャ氏は、政府に対策本部を設置したと表明。「被災地を支援するため必要なあらゆる措置を講じる」と述べた。 
〔写真説明〕10日、コロンビア西部カリで、地震により倒壊した建物の中から生存者を捜す住民ら(AFP時事)
〔写真説明〕10日、コロンビア中部マニサレスで、地震で損壊した大聖堂(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)