2026/08/12
防災・危機管理ニュース
【サンパウロ時事】南米コロンビアの西部で10日午前7時半(日本時間午後9時半)ごろ、マグニチュード(M)7.4の地震があった。ロイター通信は11日、少なくとも254人が死亡したと報じた。政府発表によれば、負傷者は約2600人に達し、約1100世帯の家屋が損壊。下敷きになっている人も多数おり、懸命な捜索・救助活動が続けられている。デラエスプリエジャ大統領は10日、非常事態を宣言。11日には国として3日間、喪に服することを決めた。
震源は西部チョコ州サンホセデルパルマルから南約5キロの地点で、深さは約110キロ。首都ボゴタから西に約240キロ離れている。米太平洋津波警報センターによれば、津波の恐れはない。在コロンビア日本大使館によると、邦人の被害情報は入っていない。
震源に近い西部の都市ペレイラやカリで特に大きな被害が出ており、当局や住民が倒壊した建物での捜索活動に当たっている。カリだけで200人以上が建物の下敷きになっているもようだ。現場では住民らが手でがれきを取り除き、バケツで運び出していた。
デラエスプリエジャ氏は10日、政府に対策本部を設置。「被災地を支援するため必要なあらゆる措置を講じる」とし、11日には被災者への経済支援を行うと述べた。
甚大な被害を受け、米国や近隣国が支援を表明している。米国は災害対応に1550万ドル(約24億円)の拠出を発表。コロンビア政府の要請を受け、エルサルバドルは支援物資を提供する。メキシコも救助部隊や支援物資を送る用意があると明らかにした。
〔写真説明〕11日、コロンビア西部ペレイラで、損壊した建物のがれきを取り除く人(EPA時事)
〔写真説明〕11日、コロンビア西部ペレイラで救助作業に当たる人々(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


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