法人向け新聞記事クリッピングサービスを提供するエレクトロニック・ライブラリー(東京都中央区)は25日、令和8年熊本地震で被災した自治体向けに、全国約100紙の新聞記事を検索できる「ELデータベース」の無償提供を開始した。被災自治体が、他地域の復旧・復興施策や、防災・生活再建に関する事例を迅速に収集し、今後の施策立案に役立ててもらうことを目的としている。

ELデータベースは、全国紙や雑誌など約250誌を対象に新聞記事の情報収集と閲覧を目的としたサービス。1988年以降から採録している約5000万件の記事を一括で横断検索できる。同サービスで確認できる全ての記事は、新聞社や通信社などの著作権者から許諾を得て提供している。

無償提供の対象は熊本県内の自治体で、提供期間は2027年3月末まで。月100件を上限に、記事原文の閲覧と出力が可能。各新聞社に支払う記事使用料や、記事を取得する際のFAX通信費等は同社が負担する。同社が被災自治体向けにサービスを無償提供するのは初めての試みとなる。