2026/09/25
防災・危機管理ニュース
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)などは25日、同市内でドローンが強風や大雨の状況でも安定飛行できるか実証試験を行った。1時間当たりの降雨量が300ミリ、風速毎秒12メートルの環境下でも飛行できると確認され、同研究所の酒井直樹上席研究員は「今後、災害時の状況把握などで活用を目指していきたい」と語った。
実証試験は同研究所の大型降雨実験施設で行われた。(1)降雨量1時間当たり100ミリで無風(2)同100ミリで、風速毎秒12メートル(3)同300ミリで、風速毎秒12メートル―という条件下でそれぞれドローンを手動操縦しながら飛行させた。
その結果、(1)では安定してホバリングした。(2)や(3)でも機体が多少揺れることはあったが、一定の高度を維持しながら飛行を続けられた。
使用されたドローンは電子機器関連の双葉電子工業(千葉県)が製造した。風速毎秒15~17メートルでも安定飛行を実現できる性能を有するが、降雨量1時間当たり100ミリ以上の環境で飛ばすのは初めてだったという。
〔写真説明〕強風や大雨を再現した環境で行われたドローンの飛行試験=25日午後、茨城県つくば市
〔写真説明〕強風や大雨を再現した環境で行われたドローンの飛行試験=25日午後、茨城県つくば市
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/15
-
-
-
-
防災は面白くないと広がらない
地震が起きたとき、スマートフォンに通知された情報を頼りに避難を判断することが多いだろう。緊急地震速報の情報から、いまどのように動くべきかを判断できる、そんな身近な危機管理を習慣づけた1 社が、アールシーソリューション(東京都新宿区)だ。2010 年に提供開始したスマートフォンアプリ「ゆれくるコール」は、緊急地震速報を受信できるアプリとして多くのユーザーが利用している。代表取締役の栗山章さんは、数多くのユーザーに防災の重要性を広めてきた一方で、ビジネスとして成り立たせる難しさにも直面してきたという。これまでのサービス開発の経緯や、防災ビジネスへの価値観を聞いた。
2026/09/09
-
被災施設への再入場判断「戻ってはいけない」では解決しない避難後の問題
大地震が発生し、安全な場所へ避難して一息つくと、人々には「ひとまず危険のピークは過ぎた」という根拠なき安心感が芽生える。そして、さまざまな理由で「避難してきた場所に戻りたい」といった気持ちが生じる。しかし、被害がどの程度なら戻ってよいのかについての明確なルールや事例は、どこを探してもあまり見当たらない。 国には応急危険度判定という仕組みや、施設管理者が建物を緊急点検するための指針などもある。が、これらは避難直後の「戻りたいニーズ」に応える仕組みではない。ここに、避難直後の「再入場」という古くて新しい問題がある
2026/09/09
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/09/07






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方