動的情報の機動的収集と共有のために

「南海トラフ巨大地震」等大規模広域災害時に、「予防力の向上」と「回復力の向上」のため「静的情報の整備」と「動的情報の機動的収集・発信・共有化」が重要とされています。関西情報センターでは、昨年来、京都大学防災研究所 林 春男教授を主査に「災害情報共有システム研究会」を進めて来ました。また、関西で日本初となる動的情報の共有のためのネットワーク(かんさい生活情報ネットワーク)が設立され、順調に会員数を伸ばすとともに、各方面から強い関心が寄せられています。更には、総務省のオープンデータ実証事業で初めてライフライン保有データの二次利用が進められ、そのためのガイドも作成中です。この度、林教授を主査に、動的情報の機動的収集を図る最新の動きを共有化し、今後の課題と方向性を参加メンバー間で確認する「総括研究会」を開催します。奮ってのご参加をお願いします。

■開催日時  平成26年3月25日(火)13:30~17:00
            (懇親会:17:20~18:30)

■開催場所  AP大阪駅前梅田1丁目 APホールⅡ
         大阪市北区梅田1丁目12番12号 東京建物梅田ビル地下2F
         http://www.ap-osakaekimae.com/info/access.html

■主査    京都大学防災研究所 教授 林 春男氏

■対象者   企業や行政の危機管理やBCPの責任者・担当者

■定員    100名

■参加費   無料

■主 催   一般財団法人関西情報センター

■後 援   リスク対策.com

■プログラム

      挨拶                            

主催者挨拶 関西情報センター 会長 森下 俊三
来賓ご挨拶 総務省 情報流通行政局 情報流通振興課 課長 岡崎 毅氏

報 告

「動的情報の機動的収集・共有に向けて」
(関西情報センター 新事業開発グループ)

事例紹介

1.ライフラインの情報について

「かんさい生活情報ネットワークの状況報告」
但野 克典氏
かんさい生活情報ネットワーク協議会代表幹事(NHK大阪放送局)                                   

「関西電力 停電情報公開の機能アップ」
境 一聡氏
(関西電力 広報室 広報企画グループ リーダー)

「防災・災害情報の公開・二次利用促進に向けた取り組み」
河合 輝欣氏
(ASP・SaaS・クラウド コンソーシアム(ASPIC)会長)

2.大規模・広域災害時の道路と物流について

「カーナビ情報の活用による安全・安心の実現に向けて」
今井 武氏
(本田技研工業 グローバルテレマティクス部 役員待遇参事)

「通信販売の仕組みを活用した非常時の物流について」
松永 正大氏(全国物流ネットワーク協会 専務理事)

3.メーカーのBCPについて

「大塚製薬工場の地震・津波対策の現状と課題」
喜田 哲也氏(大塚製薬工場 総務部 次長)

4.Webを活用したコマンドシステムについて

「自治体の事例」
前田 裕二氏
(NTTセキュアプラットフォーム研究所 主幹研究員)
山口 真一氏
(NTTコミュニケーションズ 公共営業グループ 課長)

懇親会 会費制:2000円

【お問合わせ先】
新事業開発グループ
〒530-0001 大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第1ビル8階
TEL:(06) 6346-2981  FAX:(06) 6346-2443
E-mail: nstaff@kiis.or.jp