※開催終了

事故・災害を防ぐには組織の安全文化の向上がカギ!

近年、化学工場において、爆発や火災事故の重大な産業災害が頻発しています。原因は、製造拠点の海外移転に伴う国内設備の老朽化を発端とし、ここに団塊世代のベテラン技術者の大量退職と若手世代への技術の継承不足と、生産設備のオートメーション化などが複合的に絡まった結果、現場力の喪失により、重大事故を招いているとされています。上記のうち、技術の継承不足などは産業特性を問わず、日本企業全般に通じる普遍的な落とし穴と見られています。本セミナーでは、産業災害の教訓から得られる企業のリスクマネジメントに精通する2人の専門家を講師にお招きし、産業災害の教訓とそれに伴う組織の安全対策と企業文化のあり方についてお話させていただきます。

■日時:2014年8月27日(水) 14時~16時30分 (受付13時30分~)

■参加費:5000円

■定員:60人

■会場:TKP虎ノ門ビジネスセンター 6階会議室
    (東京都港区虎ノ門1-19-9 虎ノ門TBLビルディング)
    http://tkptora.net/access.shtml

■主催:リスク対策.com

【プログラム】

14:00~15:00

産業災害の原因とその背景
 ~重大事故からの教訓

  講師:株式会社インターリスク総研 災害リスクマネジメント部 


      リスクエンジニアリンググループ 


      グループ長 三和 多賀司氏

【講師プロフール】
大規模工場や施設に対する火災・爆発、自然災害等のリスク調査を通じて損害保険引き受けリスクの分析、評価を行う「リスクサーベイ」業務を国内外で実施。それらのノウハウから防災コンサルティング、安全マネジメントシステム構築支援を手がける。

15:00~ 休憩
15:15~16:15

組織にとっての安全対策とは何か
 ~組織事故の発生要因を踏まえた企業文化のあり方を考える

  講師:株式会社インターリスク総研 災害リスクマネジメント部 


      安全文化グループ グループ長 高尾 和俊氏

【講師プロフール】
研究開発部門において、組織におけるヒューマンファクター問題の組成要因を組織心理や組織行動の観点から調査研究を行い、企業における組織事故防止に関するコンサルティングに従事。現在は、主に組織開発による生産性や品質向上のための支援ならびに組織の安全文化の構築・醸成に関するコンサルティングに従事している。

16:15~16:30 質疑応答