※開催終了

防犯防災総合展 in KANSAI 2015 併催特別企画
-2015年6月12日金曜日、インテックス大阪・国際会議ホール

BCPと危機管理の専門誌「リスク対策.com」は6月12日金曜日、インテックス大阪・国際会議ホール(大阪市住之江区)で『BCP実践セミナー in KANSAI~組織の災害対応⼒を⾼める事業継続の展開⼿法~』を開催します。組織の危機管理、BCM(事業継続マネジメント)、災害対応において、今、求められている改善点、それらを解決しうる題材を取り上げ、BCP/危機管理の実務担当者に役立つ、BCP/危機管理の専門誌ならではの魅力あるプログラムで開催いたします。

開催概要

■名称:BCP実践セミナー in KANSAI
     組織の災害対応力を高める事業継続の展開手法

■開催日:2015年6月12日金曜日

■時間:10:10~15:45 (受付開始9:30~)予定

会場:インテックス大阪 センタービル2F 国際会議ホール

■住所:大阪市住之江区南港北1-5-102

■参加費:無料(事前登録制)

■主催:リスク対策.com編集部

■協賛:TIS株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社

■協力:防犯防災総合展inKANSAI2015

■講演資料:希望者のみに有料販売
       ①講演資料のみ購入/3000円
       ②防災ハンドブック2016年版(1296円相当)とセットで講演資料購入/4000円
       ※講演2、4の資料は無料配布もいたします。

プログラム

10:10 開会あいさつ
10:20~11:05

鈴与グループ140社の事業継続戦略
プロジェクト8年の歴史とグループ全社へのBCP展開

 鈴与株式会社 危機管理室 室長 後藤大輔氏

静岡市に本拠地を置く鈴与グループは、総合物流業の鈴与株式会社を中心に商流事業、建設・ビルメンテナンス事業、航空事業、運輸事業、食品事業など多岐にわたって事業を展開。国内外に140社の関連会社を持ち、南海トラフの巨大地震・津波を想定し、グループ全体で事業継続に取り組んでいます。本セッションでは、BCPプロジェクトの立ち上げから8年間の取り組みをはじめ、グループ全体にどのようにBCPを浸透させ、体制や意識の統一を図ってきたのかを紹介します。

東海大学海洋学部を卒業後、海上自衛隊に入隊。 護衛隊司令、護衛艦等艦長、護衛艦隊司令部訓練担当幕僚、地方総監部の防衛・警備、防災担当幕僚などの要職を歴任。 自衛隊退官後、平成24年4月に鈴与株式会社に入社。現在、鈴与グループの危機管理を統括する危機管理室長として、グループの事業継続体制の強化・推進に従事。

11:15~12:00

前提が崩れ去る、危機対応シナリオの限界!
BCPの実効性を高める情報基盤とは?

 TIS株式会社 公共ソリューション部 部長 林伸哉氏
 リスク対策.com編集長 中澤幸介

災害、事故、内部不祥事など、あらゆる危機対応において、最も重要になるのが、「情報共有」だ。被害状況を正しく把握し、誰がどのような対策を講じているのか、どれだけの対応資源(ヒト、モノ、カネ等)を持ち合わせているのか対応状況を把握する。その上で、関係者間でそれらの情報を共有して、意思決定を迅速に行わなければならない。多くの企業は、社員が出社して事業を継続することを前提としたBCPを設計・構築し、「安否確認サービス」により社員の被災状況を把握していたが、近年の未曾有の災害により、そのシナリオがもろくも崩れ去るケースが増えている。そこで、本セッションでは、危機対応時に必要な情報および共有の範囲について、前提となる考え方を解説するとともに、安否確認だけでは実現できない「BCPの実効性を高める情報共有基盤とは何か?」を紹介します。

◎林伸哉氏
TIS株式会社、公共・宇宙事業本部 公共ソリューション部 部長。早くからソーシャルテクノロジーの社内活用について取組みをはじめ、2009年にはSaaS型情報共有プラットフォームサービスをリリース。2011年の東日本大震災を機に、防災情報共有システムの開発に携わり、当時の状況や、防災システムの在り方について市場調査を経て、2014年5月に危機管理情報共有システム「Bousaiz」をリリース。

◎中澤幸介
新建新聞社取締役「リスク対策.com」編集長。報道記者、支局記者を経て、2007年5月に「リスク対策.com」を創刊。企業や自治体の危機管理やBCPの取り組みの事例を数多く取材。

12:00~13:10 休憩
13:10~13:55

爆速経営が生み出したYahoo! JAPANのリスクマネジメント
経営スピードを妨げない全社一丸の取り組み

 ヤフー株式会社 リスクマネジメント室、復興支援室
 ERMプロジェクトマネージャー 小玉弘子氏

2012年4月に新経営体制へ移行して依頼、“爆速”をスローガンに次々と新サービスやアプリを提供してきたヤフー。その成長を支えるために同社はヤフー型リスクマネジメントの仕組みを構築してきた。成長の足元をすくわれないためのリスクマネジメントを、トップの経営方針のもと経営スピードを緩めず全社員一丸となって取り組む。本セッションでは、Yahoo! JAPANのリスクマネジメントの全貌と、全社員をまとめあげたリスク管理室担当者の日々の活動を紹介します。

2007年1月にヤフー株式会社入社。ファッション、コスメ、ダイエット、ベビーキッズなどのカテゴリを担当した後、モバイル/スマートフォンリーダー、プロジェクトマネージャーとしてYahoo!ショッピングのスマートフォンを遂行。同時期に、全社横断スマートフォンプロジェクトにも兼務。2013年10月から全社ERMプロジェクトのプロジェクトマネージャーとして活躍している。前職からECショッピングの企画運用経験が有り、コマース暦は10年以上。サービスを根本から考え、現場重視のリスクマネジメントを実践する。

14:05~14:50

日本アイ・ビー・エムが取り組む危機管理とは
ERM/CMT/BCPの実態とソリューション

 日本アイ・ビー・エム株式会社
 GTS事業本部 システムズ&レジリエンシー企画 部長 内山豊和氏

IBMは長年にわたりグローバルレベルにて、社内における事業継続対策を実施しており、その経験と実績を元に過去50年以上もの間、全世界で事業継続ビジネスを展開し、様々な業種において多くのお客様をご支援してきました。本セッションでは、日本アイ・ビー・エムが確立、運用してきたリスクマネジメントのあり方をはじめ、危機対応におけるポリシー、体制、プロセス、手法について、実際に展開している事例を交えながらERM/CMT/BCPという観点においてご紹介し、それらを実現する具体的なソリューションについてお話しします。

1987年日本アイ・ビー・エムに入社し、保守、サービスの展開、営業を経験後、2004年よりサービスの企画を担当、2008年より事業継続・レジリエンシーのサービス企画を担当しております。ワールド・ワイドなIBMの事業継続における知見・経験を、いかに日本のお客様にお届けすることができるかを日々検討しております。

15:00~15:45

あらゆる事象を想定した演習への挑戦
BCM運用から見えてきた課題と解決策

 株式会社ディスコ サポート本部総務部
 BCM推進チームリーダー 渋谷真弘氏

BCMの取り組みを向上させるためには訓練と演習が不可欠です。しかし、多くの組織では、そのために多大な時間や費用をかけられないなどの課題を抱えていることでしょう。本セッションでは、2006年からBCMを本格的に運用してきた株式会社ディスコに、これまで同社が取り組んできた訓練・演習と、簡易ながらあらゆる事象に対して実効性を高めることができる最新の手法を紹介していただきます。

株式会社ディスコの防災・BCPリーダー。ユニークな発想と実行力で同社グループ全体の防災・事業継続力を高め、社外からの講演・講師依頼なども多い。同社は国内で初めて事業継続マネジメントシステムの国際規格であるISO22301の認証を取得している。

15:45 閉会

 ※プログラムは講師都合等により変更になる可能性があります。
※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、カンファレンスの開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせします。
※お客様による 講演中の動画撮影、写真撮影、録音は全てご遠慮いただいております。

【インテックス大阪 センタービル2F 国際会議ホール】

住所:大阪市住之江区南港北1-5-102


アクセス: 

http://www.intex-osaka.com/jp/access/