さらに、自分が居住する街の「震災時の危険度」を知っていることも必要です。東京都では、平成25年9月、都内の市街化区域の5133町丁目ごとに、建物の倒壊および火災について測定し、5年に1回、「地震に関する地域危険度測定調査」公表しています。 

この調査では、地震の揺れや火災発生による延焼などの危険性を、町丁目ごと5段階で評価しています。以下のページからご覧いただけますので、自らの居住している地域や勤務先の危険度をあらかじめ知っておいてください。

■地震に関する地域危険度測定調査(東京都都市整備局) 
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm

私は、「震災があっても避難所に行かない」ことが、自助の第一歩であり、「最大の自助」かつであると考えております。そして、家族の安全確認ができたら、震災により自宅を失った被災者を支え励ますため、避難所でのボランティア活動をすることお勧めしています。

今回のポイント:避難所対策より、避難所へ行かない対策へ 

(了)