敷地面積約4万平方メートルの白井DCC

インターネットイニシアティブ(IIJ)は10日、千葉県白井市で建設を進めていた「白井データセンターキャンパス(白井DCC)」の第1期の完成と5月1日からの稼働開始を発表した。免震床や非常用発電機のほか、非常用発電機が作動するまでの冷却など停電対策を充実させている。

白井DCCは敷地面積が約4万平方メートル。計画全てが竣工すると最大延床面積約8万平方メートル、設備収容は約6000ラックとなるが、今回完成の第1期は約1000ラック分。データ量の増大やクラウドなどIIJサービスの拡大に加え、21カ所ある同社利用のデータセンターの集約も見越し、島根県松江市に続く自前のデータセンターとして整備した。

ラックが置かれるフロアは免震床とした。重油を燃料とした72時間稼働の非常用発電機も設置。低コスト化とCO2排出量の削減も狙い、機器冷却のため外気を利用したほか高効率機器による空調を整備した。環境省の補助事業である2018年度「業務用施設等におけるネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)化・省CO2促進事業」にも採択された。冷却水の10トンタンクが3基あり、水を溜めていれば停電時、非常用発電機が作動するまでの約5分間も冷却を行えるようになっている。

竣工式に出席したIIJの勝社長

警備にはALSOKのロボットも導入。巡回のほか薬剤によって火災の初期消火も行う機能がある。IIJの勝栄二郎社長は10日に行われた竣工式で「データセンターの集約のほか、大口客の誘致も進めたい。新サービス提供のため実験も行う」と述べた。

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(了)

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