2019/08/02
防災・危機管理ニュース

事業継続マネジメント(BCM)の専門家や実務者による非営利団体BCI(注1)は29日、アジア地域における年次表彰「BCI Asia Awards 2019」の受賞者を発表。ミネルヴァベリタス株式会社の田代邦幸氏が「Continuity and Resilience Industry Personality」を2年連続で受賞した(注2)。
BCI Asia Awards のカテゴリーにおいて「Continuity and Resilience Industry Personality」はBCMの普及啓発やBCIの活動への貢献に対する評価に基づいて授与される。BCI Asia Awardsの各カテゴリーの中では唯一、会員からの投票によって選ばれる。
なお今回のアジア地域での受賞者は自動的に「BCI Global Awards 2019」にノミネートされ、その受賞者は11月5日に発表される。
■公式発表はこちら
https://www.thebci.org/comm/awards/bci-asia-awards/the-2019-asia-award-winners.html
注1)BCIとはThe Business Continuity Instituteの略で、BCMの普及啓発を推進している国際的な非営利団体。1994年に設立され、英国を本拠地として、世界100カ国以上に9000名以上の会員を擁する。http://www.thebci.org/
注2)田代氏は過去のBCI Asia Awardsにおいて、2018年にも「Continuity and Resilience Industry Personality」を受賞している他、2013年には「BCM Consultant of the Year」を受賞している。また同社代表取締役の松井裕一朗氏も2015年、2017年、および2018年に「Continuity and Resilience Professional Private Sector」を受賞している。
(了)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/15
-
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方