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リスクマネジメントやヘルスケアに関するソリューション・サービスを手がけるSOMPOリスケアマネジメント株式会社(本社:東京都新宿区)とリスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションを手がける株式会社エルテス(本社:東京都港区)は16日、ネット監視サービスに緊急対応機能をセットした「ネット炎上対策パッケージ」の提供を12月1日から開始すると発表した。同パッケージでは、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(本社:東京都新宿区)の損害保険を活用し、エルテスの緊急対応費用を補償している。SOMPOリスケア、エルテス、損保ジャパン日本興亜の3社は、共同セミナーの開催など営業面で連携していく。

エルテスが提供する24時間365日体制の「Webリスクモニタリング」サービスの利用を基本にしているが、万が一ネット炎上などが発生した場合の緊急対応機能として、「ネット炎上対応サービス」と「緊急時マスコミ対応支援サービス」をセットして提供する。甚大なリカバリー費用が発生するような大規模な炎上の場合、同パッケージの費用補償機能により緊急対応のサービス費用を大幅に圧縮できる(緊急対応のサービス費用の90%を補償)。価格は月額35万円(税抜)~。提供開始時期は12月1日。

サービス内容

●Webリスクモニタリング(提供:エルテス)

●ネット炎上対応サービス(提供:エルテス)

 ・炎上分析レポート

 ・緊急時情報発信コンサルティング

 ・Web危機対応コンサルティング

●緊急時マスコミ対応支援サービス(提供:SOMPOリスケア)

 ・緊急時メディア対応コンサルティング

 ・緊急記者会見支援

昨今、ネット炎上の件数が増え続け、企業や各種団体にとって炎上対策は大きな課題となっている。ネット監視体制を整備・強化する企業が増加している一方で、一部の大規模な炎上では、ネガティブな投稿を察知しても適切な緊急対応が取れずに被害が拡大し続け、株価にまで影響を与えている。このような場合、炎上がどの程度拡大するか予測することは困難を極め、長期間にわたって多額のリカバリー費用がかかる可能性がある。

そこでSOMPOリスケアとエルテスは、万が一大規模炎上となりリカバリーに長期間要した場合に、エルテスの緊急対応費用を損保ジャパン日本興亜の損害保険により補償する機能を付加した同パッケージを提供することにした。

(了)