揺れを5分の1に抑え、サーバーを守る(写真提供:CTCSP)

伊藤忠商事の孫会社であるシーティーシー・エスピー株式会社(CTCSP)は30日、サーバー用免震装置「OCTO-BASE(オクト・ベース)」を2月1日から販売開始すると発表した。震度7の地震にも対応。価格は60万円から(税抜)。

同装置は米WorkSafe Technologies(ワークセーフ・テクノロジーズ)社製。同社従来品と比較し、可動範囲を1.5倍の350mm、搭載耐荷重を3倍以上の約4000kgに拡大した。サーバーラックと床の間に設置することで、揺れを5分の1に抑え、サーバーを守る。震度7クラスの振動実験において最大地震加速度1500ガルを300ガルに低減した。

CTCSPは、免震サーバーセンターへの移転と比較し導入コストが低いことを訴求。3年間で2億円の売り上げを目指す。また2月2~3日に横浜市のパシフィコ横浜で開催の第21回「震災対策技術展」横浜で展示を行う。

■「震災対策技術展」横浜
https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/

(了)