熊本地震や阪神・淡路大震災のきっかけとなった活断層について理解を深める

文部科学省と気象庁は15日、「活断層の地震に備える-陸域の浅い地震-」と題した解説書の共同作成を発表し、ホームページに公開した。全国版と8つの地域版を作成する。

2016年の熊本地震をきっかけに、主に活断層が理由で起こる陸域の浅い地震への理解を深めるため作成した。震源が陸域の深さ約20kmより浅い地震のメカニズムや主な活断層について、熊本地震や1995年の阪神・淡路大震災など陸域の浅い地震について解説している。地域版は各地域の断層や過去の地震についてより深掘りしている。

現在、全国版と関東地域版が公開済み。残りの地域版も随時公開していく方針。

■ダウンロード先
文部科学省(地震調査研究推進本部)
http://www.jishin.go.jp/resource/pamphret/
気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/katsudansou/index.html

(了)