「特権アカウントセキュリティ」を標榜し、日本市場でも展開を図る(写真はイメージです)

イスラエルのサイバーセキュリティ企業であるCyberArk Software(サイバーアーク・ソフトウェア)社は21日、日本法人「CyberArk Software株式会社」を1月に設立したと発表した。「特権アカウントセキュリティ」と題し管理者権限と組織内情報の保護のためのセキュリティシステムを提供する。

サイバーアーク社は管理者権限保護に特化し、世界65カ国以上で事業を展開し3000社以上のユーザーを抱えている。管理者IDやパスワードなどを盗み、企業など組織の重要情報や資産を狙う標的型攻撃や内部攻撃に対するセキュリティを提供していく。日本ではマクニカソリューションズなど7社が販売チャネルとしてパートナーとなっている。既存ユーザーは約30社ある。2017年度の日本市場では新規顧客30社獲得、既存顧客へのアップセル20社、新規パートナー20社獲得が目標。

(了)