2017/03/29
ニュープロダクツ
竹中工務店は22日、地震や火災、津波など災害が起きたことを想定し、特定の建物の被害状況をVR(仮想現実)で視聴体験できるシステム「maⅩim」(マキシム)を開発したと発表した。建物内で実際に災害が起きた時に近い状況をVRで体験することで、人々の避難行動を事前に把握し、具体的な避難計画を立てられる。同社の建築物件から導入していく予定だ。
コンピューター上に作成した3次元の建物モデルに、同社が開発に関わった、地震など災害現象と避難行動のシミュレーションの解析結果を取り込む。建物周辺のハザード情報などを合わせて災害シナリオを作成し、建築物のオリジナルVRを作ることができる。ドーム型スクリーンやゴーグルなどVRデバイスで視聴する。
同社は今後、駅、病院、空港、ホテル、大規模商業施設、オフィスなどへの導入を見込む。建物単体への適用だけでなく、自治体や行政のハザードマップのVR化、災害発生時の避難誘導の個別化・リアルタイム化など、まちづくりや都市計画での災害対策に応用することも検討。BCP(事業継続計画)コミュニケーションツールとして活用していく考えだ。
■ニュースリリースはこちら
http://www.takenaka.co.jp/news/2017/03/04/index.html
(了)
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/02/17
-
-
-
-
-
今年の夏は大規模停電のリスク大?
今年の夏、東京電力管内を中心に電力不足が懸念されています。需要に対する供給力の余裕を示す「予備率」が1パーセントを切る見通しで、もしそこで突発的な発電所の事故や故障が起きれば予備率はさらに低下、マイナスに陥りかねません。大規模停電のリスクについて、東京電機大学名誉教授の加藤政一氏に聞きました。
2026/02/12
-
-
-
海外危機管理マニュアルの作成が急務
海外に社員を送り出す企業にとって、緊急事態が発生した際の対応体制は必須。どんなに現地に慣れたベテランでも、自分の身を守り切れない事態は起き得ます。ましてや現在は安全保障上の国家対立が深まり、東アジアの緊張も高まっている時代。海外危機管理サービスを手がける安全サポートの有坂錬成代表取締役に、海外進出企業が取り組むべき対策を聞きました。
2026/02/05








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方