2017/06/14
ニュープロダクツ

株式会社こめや陶堂(本社:宮崎県西都市)は13日、海辺の安全区域や浸水区域を知らせるセラミック製の標示板「ハザードマーカー」を発売したと発表した。複数の文字情報やピクトグラム(絵文字)を組み合わせ、縁石や歩道に設置する。
40年分の紫外線照射試験を行っても変色がなく、1.8tの加重テストでも問題のない高耐久セラミックを使用。津波マークの絵文字や矢印、「津波浸水想定区域内」「安全区域まで~m」「ここから津波浸水想定区域外」といった文字情報など複数の標示板を組み合わせて、その地点に合った情報を示すことができる。
価格は縦・横116mm、厚さ20mmの正方形と半円のタイプが8000円。工費は3~5枚のセットで縁石や壁へのアンカー取り付けが3000円、路面埋め込みは8000円(いずれも税別)。地方自治体などへの販売を図っていく。
■ニュースリリースはこちら
https://www.value-press.com/pressrelease/184645
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
サプライチェーン・サイバーリスクの傾向と対策
本勉強会では、サプライチェーンにおけるサイバーリスクを整理し、その管理手法について解説していただきました。2023年12月5日開催。
2023/12/06
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年12月5日配信アーカイブ】
【12月5日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報その2 企業の対応状況
2023/12/05
-
-
エマージング・リスクにどう備える1組織だけでなく、社会としての対応が必要
エマージング・リスク(emerging risks:新興リスク)と呼ばれる、これまであまり認識されていなくて急に出現するようなリスクへの関心が世界的に高まっている。10月にはエマージング・リスクの国際規格「ISO31050」が発行された。今なぜエマージング・リスクへの関心が高まっているのか、組織はどう対応していけばいいのか、日本リスクマネジメント学会(理事長:亀井克之関西大学教授)関東部会の会合で、会員に聞いた。
2023/12/02
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年11月28日配信アーカイブ】
【11月28日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:今こそ学び直す!南海トラフ地震臨時情報 その1
2023/11/28
-
東京都がオールハザード型Step.1を公表
東京都は11月24日、都政BCPを改定した「オールハザード型Step.1」を公表した。これまで主に首都直下地震を想定してきたが、東部低地帯における大規模風水害、島しょ地域での南海トラフ地震による津波被害、火山噴火、中規模な災害など、災害の事象や規模によって対処方法は多岐にわたることなどから、柔軟に対応できるBCPに改定した。これに併せて、被害の実態に即した執行体制を構築することで、災害対応力も一層向上させるという。
2023/11/27
-
南海トラフ地震臨時情報への理解と対応
リスク対策.com はこのほど、気象庁が2019年5月31日から運用を開始している「南海トラフ地震臨時情報」について、企業がどの程度理解し、対応を検討しているかなどを明らかにするため、アンケート調査を実施した。その結果、臨時情報の内容については概ね理解がされているものの、対応について検討したり、具体的な計画を策定している企業は一部にとどまることが明らかになった。
2023/11/26
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方