2020/04/30
危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
「降水の状況」で調べた例
このツールを使って48時間降水量を調べた例が次のもの(「現在の値」から「48時間降水量」を選択したもの)です。地図を拡大していけば、該当する期間内で観測された雨量がすぐに分かります。
「降水の状況」を開いたときには、「データ(一覧表)」も見るようにしましょう。
確認手順は次の図にまとめました。図の上部分の1に「データ(一覧表)」へのリンクがあります。リンク先で表示された表(図の下部分)にある「現在値」や「今日の最大値」で実況を把握します。この表では「昨日までの観測史上1位の値」や「昨日までの○月の1位の値」(図中の3の部分)も同時に確認できます。これも危機管理にとって重要な情報です。観測史上を塗り替えるような雨量に近づいたり超えたりする場合は、危険な降り方をしている証拠です。さらに警戒度を上げなければなりません。
「赤い旗」として使える雨量のまとめ
今回はまれな雨量が「赤い旗」代わりに使えるという内容でしたが、前回までの記事で紹介してきた以下の雨量も全て「赤い旗」と言えます。旗を多く立てておけば、大雨の際の状況判断や意思決定に役立ちます。平常時に「大雨」に該当する量を確認しておくこと、豪雨となったときには「降水の状況」のようなツールを使って雨量を監視すること。この2つの行動をぜひ身に付けてください。
▼過去のトップクラスの雨量の記録
https://www.risktaisaku.com/articles/-/24802
▼大規模な災害が発生したときの雨量
https://www.risktaisaku.com/articles/-/25923
▼ハザードマップの想定で使われる流域雨量
https://www.risktaisaku.com/articles/-/27725
▼下水道などで耐えられる雨量
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29199
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