2017/08/17
防災・危機管理ニュース
国土交通省は15日、九州北部豪雨で被害のあった福岡県朝倉市の赤谷川流域で国直轄の緊急砂防工事を行うと発表した。全体事業費は約28億円で、砂防堰提2基、砂防地1基、強靭ワイヤーネット4基を整備する。
中小河川の砂防工事は通常は県で行われるが、今回は大規模な被害があり、砂防法に基づく災害関連緊急事業として国が行うこととなった。赤谷川では改正河川法に基づく権限代行制度により、県に代わり国が流木や土砂対策として掘削などの作業を行っている。今回の砂防工事で、掘削と一体的な二次災害の防止を図る。
■ニュースリリースはこちら
http://www.mlit.go.jp/report/press/sabo02_hh_000040.html
■関連記事「九州豪雨で河川法改正後初の代行作業」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/3312
(了)
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