2017/08/18
防災・危機管理ニュース
サイバーセキュリティ事業を手がける米国のパロアルトネットワークスは7日、国際刑事警察機構(インターポール)と提携したと発表した。サイバーセキュリティ企業として初めてデータ交換協定を締結した。
同社は今年の初めにもASEAN地域におけるインターポールの捜査を支援。数百件のセキュリティ侵害を受けたサイトと約9000件のC2サーバーの特定を行っている。今後、同社の脅威インテリジェンスチーム「Unit 42」の情報をインターポールと共有。両者の関係者がそれぞれの会議の参加も行うなど連携を深めていく。
パロアルトネットワークス社は2005年に創業。2009年に日本法人を設立し、ファイヤーウォールやSaaSアプリケーション向けのセキュリティサービスなどを提供している。
■ニュースリリースはこちら(英語)
https://www.paloaltonetworks.com/company/press/2017/interpol-signs-first-data-exchange-agreement-with-palo-alto-networks
■関連記事「SaaS利用の安全性高めるサービス」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2511
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
- keyword
- インターポール
- パロアルトネットワークス
- サイバーセキュリティ
- サイバー犯罪
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/01/07
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/01/05
-
-
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方