2020/07/14
防災・危機管理ニュース
国立研究開発法人防災科学技術研究所は7月21日(火)、令和2年度第1回デ活シンポジウム「COVID-19禍での事業継続体制における『データ利活用の意義』とは何か」を開催する。
防災科研が取り組む「首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上プロジェクト(通称:forR)」では、首都直下地震などの災害に備え、産官学民からなる「デー タ利活用協議会(通称:デ活)」が、分科会活動などを通じてさまざまな研究の社会実装を進めているが、今回のシンポジウムでは、COVID-19禍での事業継続体制におけるリスクを改めて捉えなおし、レジリエンス力向上のために、データ利活用が果たす意義・役割を考える。You Tubeによるライブ配信を行い、事前登録をすれば、誰でも無料で視聴できる。
令和2年度 第1回 デ活シンポジウム
COVID-19禍での事業継続体制における「データ利活用の意義」とは何か
・主催:国立研究開発法人防災科学技術研究所
・日時:令和2年7月21日(火)15時00分~17時00分(14時45分Webサイト入室開始)
・場所:Web開催(YouTube Live配信)
https://www.youtube.com/channel/UCr7yas4kIUqlZjDNbm0Yq5Q
・参加登録等:https://nied-forrduc-regist.smartcore.jp
【全体プログラム】
15:00 はじめに
下村 健一(令和メディア研究所主宰/白鴎大学特任教授/元TBSキャスター)
15:05 あいさつ
文部科学省(研究開発局地震・防災研究課)
平田 直 (防災科学技術研究所首都圏レジリエンスプロジェクト総括 /首都圏レジリエンス研究センターセンター長)
第1部 基調講演
15:25 「目指すべき未来社会におけるデータ利活用の意義と可能性」
森川 博之(東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻教授)
第2部 グループセッション
16:00 「デ活の新たなステージ・分科会から共通テーマ部会へ『共通テーマ部会A~ゆれの状況を把握する~』が目指すもの」
木村 玲欧(共通テーマ部会A推進役/兵庫県立大学環境人間学部教授)
「共通テーマ部会Aにおける分科会が果たす役割」
【IoT技術活用分科会】
西村 出(IoT技術活用分科会会長/(株)セブン‐イレブン・ジャパン システム本部副本部長)
【建物付帯設備分科会】
楠 浩一(建物付帯設備分科会会長/東京大学地震研究所教授)
【集合住宅分科会】
堀尾 亮輔 (集合住宅分科会副会長/UR都市機構本社災害対応支援室事業支援課長)
第3部 全体セッション
16:30 「COVID-19禍での事業継続体制における『データ利活用の意義』とは何か」
下村 健一(令和メディア研究所主宰/白鴎大学特任教授/元TBSキャスター)
平田 直 (防災科学技術研究所首都圏レジリエンスプロジェクト総括/首都圏レジリエンス研究センターセンター長)
<話題提供> COVID-19禍でのデ活会員組織の事業継続体制の実際
田村 圭子(首都圏レジリエンスプロジェクトサブプロ(a)統括/新潟大学危機管理本部危機管理室教授)
その他、第2部までの登壇者
16:55 むすび
下村 健一(令和メディア研究所主宰/白鴎大学特任教授/元TBSキャスター)
PDFはこちら
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方