インターネット通信には仮想専用線接続(SSL-VPN)を用いてセキュリティを確保

セコムのグループ会社でBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズは、企業のテレワークを支援するサービス「セコムあんしんテレワーク(USBリモート端末)」を提供する。USBリモート端末を従業員個人のパソコンに差すだけで、安全なテレワークを可能にするというもの。

同サービスでは、導入企業の本社や事業所にリモート接続用のVPNゲートウェイ環境を構築した後、従業員個人のパソコンにUSBリモート端末を差して起動すると、専用のOSが立ち上がって社内システムに繋がり、会社と同じ環境でテレワークを実施できる。個人のパソコンを使用するため、新たにテレワーク用のノートパソコンを用意するよりコストを大幅に抑えられるメリットがある。

また、同サービスでは、USBリモート端末に電子証明書をインストールし、インターネット通信に仮想専用線接続(SSL-VPN)を用いることでセキュリティを確保する。USBリモート端末や個人パソコンにはデータを残さないシンクライアント方式を採用し、紛失・盗難・破損のリスクを軽減。万が一、USBリモート端末を紛失した際は24時間対応のヘルプデスクで利用停止処理を行うこともできる。

リモート接続用の通信装置(VPNゲートウェイ機器)はレンタルで提供する。設置や設定も専門スタッフが行い、24時間オンサイトでの保守体制を整える。USBリモート端末は個人パソコンでの初期設定の後、すぐに使用可能。

料金(税別)は、初期導入費用が10万円。USBリモート端末が初期費用4000円/本、月額費用1480円/本。通信装置(VPNゲートウェイ機器)が初期費用15万円~、月額費用2万円~。なお、USBリモート端末は10本以上の契約となる。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部