2020/08/17
ニュープロダクツ
セコムのグループ会社でBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズは、企業のテレワークを支援するサービス「セコムあんしんテレワーク(USBリモート端末)」を提供する。USBリモート端末を従業員個人のパソコンに差すだけで、安全なテレワークを可能にするというもの。
同サービスでは、導入企業の本社や事業所にリモート接続用のVPNゲートウェイ環境を構築した後、従業員個人のパソコンにUSBリモート端末を差して起動すると、専用のOSが立ち上がって社内システムに繋がり、会社と同じ環境でテレワークを実施できる。個人のパソコンを使用するため、新たにテレワーク用のノートパソコンを用意するよりコストを大幅に抑えられるメリットがある。
また、同サービスでは、USBリモート端末に電子証明書をインストールし、インターネット通信に仮想専用線接続(SSL-VPN)を用いることでセキュリティを確保する。USBリモート端末や個人パソコンにはデータを残さないシンクライアント方式を採用し、紛失・盗難・破損のリスクを軽減。万が一、USBリモート端末を紛失した際は24時間対応のヘルプデスクで利用停止処理を行うこともできる。
リモート接続用の通信装置(VPNゲートウェイ機器)はレンタルで提供する。設置や設定も専門スタッフが行い、24時間オンサイトでの保守体制を整える。USBリモート端末は個人パソコンでの初期設定の後、すぐに使用可能。
料金(税別)は、初期導入費用が10万円。USBリモート端末が初期費用4000円/本、月額費用1480円/本。通信装置(VPNゲートウェイ機器)が初期費用15万円~、月額費用2万円~。なお、USBリモート端末は10本以上の契約となる。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/22
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/10/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方