2017/09/28
防災・危機管理ニュース
ジェムアルトは20日、世界中で公表されたデータ漏えいインシデントのデータベース「Breach Level Index」(BLI、情報漏えい危険度指数)の最新の集計結果を発表した。今年上半期に世界中で発生したデータ漏えいは918件で、19億件のデータが漏えいしており、2016年下半期と比較すると、紛失・盗難・漏えいしたデータ数は、164%増の2.5倍以上となった。そのほか、教育機関におけるデータ漏えい件数が103%増加、データ漏えい事件の74%は個人情報がターゲットなどの結果が出た。
BLIはグローバル規模のデータベースで、データ漏えいを追跡し、その深刻度を漏えいしたデータ数、データの種類、漏えい源、データがどのように利用されたか、データが暗号化により守られていたかどうかなどの複数の要因を考慮して数値化したもの。各漏えいインシデントに深刻度スコアをつけることで、「それほど深刻でない」データ漏えいと「危険な」データ漏えいを区別した比較リストが作成されている。
今年上半期のデータの種類別漏えい件数でトップとなったのは、個人情報。個人情報は、漏えい件数の74%を占め、2016年下半期から49%の増加だった。個人情報の漏えいデータ数は、同255%の増加。
最も大きく変化したのは、メールアドレス、部署名など比較的低価値な情報のデータ漏えいで、紛失、盗難または漏えいした全データに占める割合は81%となったが、漏えい件数では全体の1%をやや上回る程度だった。ID/パスワードの漏えいデータ件数は、ピークから46%減少した。
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/28
-
-
-
サプライチェーン対策「行っていない」が49.7%~BCP策定状況は頭打ち、実効性に課題~
内閣府は、令和7年度における「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」についての結果を発表した。2007年度から隔年で実施しているもので前回の令和5年度時点での調査以来となる。それによると、近年災害時などで課題になっているサプライチェーンの対策について、「サプライチェーン強靭化への取組を行っているか」との設問に対し、「行っていない」が49.7%と最も高く、次いで「行っている」が25.9%、「現在検討中」が20.7%となった。
2026/04/26
-
スマホ通知が号令、災害の初動対応訓練を開発
半導体製造装置大手の株式会社ディスコ(東京都大田区)は、平時のコミュニケーションツールを使ったさまざまな危機事案に対応できる初動対応訓練の仕組みを開発し、実践を続けている。メンバーが、危機を発生させる運営チームと対応チームに分かれ、業務中に突発的に危機事案を模擬的に発生させるとともに、通知を受け取ったチームは、即座に、訓練を開始する。リアリティーを追求した結果、たどり着いた手法だ。
2026/04/20
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方