手順その4、薫蒸  

さて、2週間とプラス1日も待ってやっと辿りつきました。クライマックスの薫蒸です。うちは過去に何パターンか自作で作っていて、今は一斗缶と七輪で作成しています。

一斗缶の下に七輪を設置します。桜の枝は折って底にならべ、上からバットをかぶせます(ベーコンの油が垂れると燃えるので)(画像提供:あんどうりす)
上に餅網をセットして、チーズも一緒に薫製にします。一斗缶の上に自作の上蓋(木製)をかぶせて、燻蒸します(画像提供:あんどうりす)
できあがって蓋をあけたところ(画像提供:あんどうりす)

一斗缶などで自作というのも、仕組みがわからないとハードルが高いかと思うので、薫製機(スモーカー)の購入も最近はコンパクトになってきているのでおすすめです。家にあると、かっこいいです♪

雰囲気を盛り上げるおしゃれなスモーカーたち(画像提供:あんどうりす)

でも使いこなせるかわからない薫製機を購入するのはちょっとという方や、場所をとるから家に薫製機が置けないという方でも、1000円程度のダンボール製のものもあるんですよ。

ソト(SOTO) 燻家 スモークハウス (アマゾン)

全く初めての方は、まずダンボール製がいいかもしれません。薫製に向かない時期は、食材が傷みやすい夏のほか、空気中の水分が多い時期です。理由は、水分が多いと味に酸味がでてきてしまうからです。で、ダンボールだと薫製にした時に内部が結露しないので、味の失敗が少ないのです。ただのダンボールですので、もちろん自作もできます。

防災イベントでも自作ダンボール薫製機で薫製作りを行うのも美味しいし、楽しいかもしれませんね!災害時、薫製を作れる人がいたら、人気者間違いなしです!

出来上がったベーコンとチーズ♪(画像提供:あんどうりす)
切ってみるとこんな感じです♪(画像提供:あんどうりす)
カリカリに焼いた自家製ベーコン。美味しそう♪(画像提供:あんどうりす)

ということで、薫製作りなんてハードルが高いかもしれませんが、寒い時期はまだまだ続くので、機会があればチャレンジしてみてください。自家製の味の虜になると、もう、それ以外のベーコンが食べられなくなってしまう特別な非常食です♪

(了)