2018/01/25
ニュープロダクツ

サイバーソリューションズは16日、統合型メールサーバー「CyberMail(サイバーメール)」に、標的型攻撃メール対策を強化するため、新たにすり抜けを防ぐクラウド型「サンドボックス」機能を実装したシステムを2月から提供開始することを発表した。
新たに追加する「サンドボックス機能」は、 ランサムウェアのほか、 実行ファイルや PDF、 MS Office ドキュメントに見せかけた高度な脅威に対して、企業ネットワークに侵入する前に クラウド上の仮想領域 (サンドボックス) に隔離し、 数億のサンプルを使ったトレーニングが施された検出効果を発揮できるディープラーニング技術を利用して クラウド上で未知のマルウェア脅威を検出。数分で安全かどうかを確認し適切な対処を行う。
同社では 2016年12月に「Cloud Live Protection機能」を提供開始し、マルウェアのすり抜け率1%まで改善してきた。今回さらに「サンドボックス機能」を追加することにより、すり抜け率はほぼ0%に抑えられるという。
オプションの導入価格は、パッケージ製品が100 アカウント 27万円(税別)から。クラウド型メールサービスが1アカウント月額200円(税別)。クラウド型は6月頃からの実装となる予定。
■ニュースリリースはこちら
https://www.cybersolutions.co.jp/news/20180116/
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
(了)
リスク対策.com:峰田 慎二
- keyword
- サイバーソリューションズ
- CyberMail
- ディープラーニング
- サイバーセキュリティ
- 標的型攻撃
- マルウェア
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/19
-
-
-
-
「自分の安全は自分で」企業に寄り添いサポート
海外赴任者・出張者のインシデントに一企業が単独で対応するのは簡単ではありません。昨今、世界中のネットワークを使って一連の対応を援助するアシスタンスサービスのニーズが急上昇しています。ヨーロッパ・アシスタンス・ジャパンの森紀俊社長に、最近のニーズ変化と今後の展開を聞きました。
2025/08/16
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方