働く人の健康パフォーマンスを可視化し、最適化された改善策を企業と従業員双方に提供する

ITソリューションを提供するセラクは、従業員の健康増進、メンタルヘルスケアと生産性改善を目的とする、AIを活用したクラウド型デジタルヘルスケアサービス「バイタルプログラム」(8月提供開始)を展開する。オフィスから離れて顧客先で業務に取り組む従業員の健康状態・心理状態のケアや、新型コロナウイルス感染症によりリモートワークが普及する社会情勢に対し、企業内での心理的ストレス・健康リスクに関わる本質的課題を解決するためのサービスとして開発したもの。

同サービスでは、同社に在籍する従業員2000人超の人事データや健康に関するビッグデータをベースにつくられたAIモデルにより、働く人の健康パフォーマンスを可視化し、最適化された改善策を企業・従業員双方に提供する。

導入企業の従業員は、毎週Web上で健康に関する簡単な質問に回答することで、自身のメンタルヘルスを中心とした健康状態をモニタリングすることができ、自己の健康増進に役立てることができる。

企業側は、従業員のメンタルヘルスを中心とした健康状態を個人単位・部署単位で把握できる。手助けが必要な個々人へのフォローだけでなく、ハラスメントなど健全に働くことを阻害するトラブルが発生していないかといったことを検知する組織改善のツールとしても役立てられる。クラウドサービスのため、リモートワークや顧客先で業務に取り組む従業員にも気軽に導入を進められる。

同サービスは、労働経済学を専門とする東京大学大学院経済学研究科の川口大司教授、産業保健で実績のある山田博規医師(産業医)が監修した。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部