2018/03/08
ニュープロダクツ

AIG損害保険は5日、子どもの交通安全推進に向け、交通事故多発エリアや事故発生リスクの高い地点を閲覧・投稿するオンライン地図サービス「あんぜんmyマップ」を提供開始すると発表した。パソコン、タブレット、スマートフォンからアクセスし、PTAや先生、保護者が子どもと一緒に、交通事故発生リスクの高い危険エリアを確認することができる。子ども自身が事前に危険なエリアを認識し、日頃から注意を払うことで、交通事故を未然に防ぐことができる。
公益財団法人交通事故総合分析センターから提供された、2013~15年の3年分の日本全国の交通事故情報データがあらかじめ組み込まれていて、地図上で確認が可能。交通事故の発生場所を、被害にあった子どもの数別に異なる色で表示しているので、子どもでもひと目でわかるようになっている。日本全国の情報をカバー。自宅周辺や近隣学区のほか、遠足・社会科見学・修学旅行、家族旅行など学区外へ出かける際にも活用することができる。
日常生活の中で子どもにとって危険と感じた場所を、ユーザーである保護者や先生などが地図上に投稿することができる。写真と共に、コメント欄に「何がどう危ないのか」という具体的な情報を入力。コメントは匿名で投稿され、すべてのユーザーが閲覧することができる。ユーザー投稿情報も地図上に保存されるため、蓄積したデータをPTAや学校の交通安全教育で活用したり、交通事故防止に向け改善が必要な場所を学校や自治体と共有するなど、地域全体で子どもの安全を守る活動に役立てることができる。危険な場所以外にも、子どもにとって安全な場所として「子ども110番」の拠点も投稿できるため、交通安全教育だけではなく、地域の安全教育全体に活用することができる。
日常生活で役立つ交通ルールなどわかりやすく解説した学習動画コンテンツも閲覧でき、子どもが飽きることなく、楽しく交通安全を学べる。
■ニュースリリースはこちら
http://clk.nxlk.jp/QUStpE99
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/14
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方