宅配業者をかたる偽のショートメッセージによる新たな手口に注意!
運転免許証などの本人確認書類の詐取も

警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
2021/07/12
中小企業をめぐるサイバー情勢と対策
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、宅配便業者の再配達受付サイトを装った偽サイトで、運転免許証などの本人確認書類の写真をだまし取られる新たな手口に関する相談が増加しています。
偽不在通知SMSを受信し、記載されているURL(アドレス)にアクセスすると、宅配便業者を装った再配達受付の偽サイトに誘導されます。
偽サイトに記載されている指示に従い、「電話番号」「本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート)の写真」「メールアドレス」を入力すると、それらの情報がだまし取られてしまいます。
なお現時点では、Android端末、iPhoneやiPadのiOS端末ともに同じ手口内容となっています。
※不審な不在通知SMSを受信したときは、まずは宅配便業者に問い合わせするなど、慎重に対応しましょう!
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