2021/10/30
ニュープロダクツ
アプリケーション制作を行うベンチャー企業のLevettyは、脆弱性のあるサイトを実際にハッキングすることでセキュリティを学ぶ、法人向けサービス「RedSecurity Business」を提供する。
個人向けに提供している「RedSecurity」の法人版。同社が用意した脆弱性のあるサイトに対して、実際に攻撃をすることでセキュリティを学ぶ。攻撃者の視点とその対策方法を学ぶことで、より堅牢なサービス設計に生かすことができる。環境構築不要で、ブラウザだけで学習できる。
法人向けサービスでは、法人登録した受講生の進捗が分かる管理画面がセットになって提供されることから、管理者がユーザーの進捗を把握できるほか、受講生同士で進捗を競い合うことができる。また、同社がメールで質問を受け付け、48時間以内に対応することから、分からない部分もすぐに解決できる。
講座内容は、ソフトウェアのセキュリティ向上を推進するコミュニティ「OWASP」のTOP 10 (最も重大な10のリスク)を中心とした「Webセキュリティコース」で、実際に攻撃するための環境を用意する。サービス対象は、エンジニアチームやセキュリティ部門として研修を行いたい法人。受講者が非エンジニアでも十分に学習できる内容となっている。
サービス利用料は、1ユーザー5万円。3ユーザー以上での契約が対象となる。演習環境と教材の閲覧期限は1年間。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/10
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/12/05
-
-
パリ2024のテロ対策期間中の計画を阻止した点では成功
2024年最大のイベントだったパリオリンピック。ロシアのウクライナ侵略や激化する中東情勢など、世界的に不安定な時期での開催だった。パリ大会のテロ対策は成功だったのか、危機管理が専門で日本大学危機管理学部教授である福田充氏とともにパリオリンピックを振り返った。
2024/11/29
-
-
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方