2021/12/23
防災・危機管理ニュース
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NPO法人事業継続推進機構(BCAO)の災害情報研究会は、企業のリスク管理担当者向けに作成した「新型コロナ対応モデル」に2021年4月から9月までの情報を追加。感染第4波、第5波の間で実施された感染症対応と関連する出来事を書き込み、内容をバージョンアップした。
コロナ禍のなかで社会に大きな影響を与えた事象・事件を「感染状況(海外、国内、感染者・死亡者数)」「行政の動き」「医療状況」の3つの区分で月ごとに整理したもの。エクセルシート1枚にまとめているため、自社の対応履歴を追加で記入すれば、情勢変化と対比しながらこれまでの経緯を一覧で見ることができる。
政府機関や自治体の動向にとどまらず、企業の判断に関係した可能性のある出来事を経済、スポーツ、文化・芸能など幅広い分野から厳選して落とし込んでいる点が特徴。バージョン1は今年3月までの記録だったが、今回はワクチン接種率をフォーマットに追加し、4月以降の動きとしてデルタ株や職域接種の動向、東京五輪関係の出来事を手厚く記載した。
同研究会はこのモデルを、企業のリスク管理担当者が自社の振り返りやマニュアル策定を行う際の参考にしてもらいたい意向。フォーマットはBCAO のホームページから誰でもダウンロードできる。
フォーマットのダウンロードはBCAOホームページ「新型コロナウイルス感染拡大を乗り越えるための事業継続の取組に有用な会員投稿資料の掲載サイト」より。【a. 社内説明に活用できるまとめ資料】最下段の「10.BCAO災害情報研究会_新型コロナ対応モデル」
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