2022/04/06
ニュープロダクツ

システム開発やシステム運用支援サービスを提供するビットスターは、避難者と自治体危機管理者、または避難者同士でのリアルタイムな情報交換を可能にする地域コミュニティスマートフォン用アプリケーション「ツナガル+(プラス)」と、自治体の危機管理者向け指定外避難所支援SaaS「ツナガル+管理者向けサービス」を提供する。
「ツナガル+」は、災害発生時に自治体の危機管理者から指定避難所の避難者への支援だけでなく、公園や車中泊などの指定外避難所の避難者への公的支援を効率的に実現し、避難者同士での自助・共助も可能にするコミュニケーション基盤を提供するもの。平常時には町内会の情報や地域で開催されるイベント情報の受発信などによって地域コミュニティの活性化に貢献し、緊急時には、平常時と同様の操作で利用できることで緊急対応へのスムーズな移行を可能にする。
「ツナガル+管理者向けサービス」は、自治体の危機管理者が、偶発的に発生する指定外避難所の場所・人数・要望内容などを正確に把握できるように支援するもの。自治体危機管理者が同サービスを利用することで、とっさに避難した避難者が、自治体に対して必要な情報を正確に伝えることも可能となる。
「ツナガル+」は無料でダウンロード可能。「ツナガル+管理者向けサービス」は、基本機能が無料、一部機能が有料での提供となる。価格は自治体の人口規模によって異なる。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
カムチャツカ半島地震 津波対応振り返り【企業】
7月30日、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波が日本列島に到達。広い範囲で津波警報が発表されました。突然の警報に戸惑った企業も多いのではないでしょうか。南海トラフ地震では、短時間でより大きな津波が襲います。教訓として残ったものは何か。企業の振り返りと専門家へのインタビューを通じ、津波対策の課題と改善点を探ります。
2025/09/19
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方