2018/06/26
防災・危機管理ニュース

東京都と自衛隊は19~22日にかけて、首都直下地震を想定した防災訓練を実施した。20日に予定されていた野外救護所の開設やヘリコプターも活用した医療搬送といった屋外訓練は雨で中止。新宿区の都庁で主に図上訓練が行われた。自衛隊統合防災演習と合わせた都の訓練は3年ぶり。
1月19日の午前10時25分に震度7の地震が発生。環状7号線沿いを中心に火災が多数発生しているという想定で訓練が行われた。都は災害対策本部を設置。都庁第一本庁舎の指令情報室に総務局総合防災部を中心に都職員や自衛隊、警視庁、東京消防庁といった関係者が参集。区市町村からの被害情報の確認や国や他県市との調整などを見すえた訓練を行った。
21日は発災後55時間を想定。物資調達担当者など関係者が増え、都内の避難所や駅の帰宅困難者の情報も得たうえでの対応訓練を行った。20日は都や自衛隊のほか、災害拠点病院の都立墨東病院や自衛隊中央病院も参加し、屋外で訓練の予定だったが中止となっている。
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