2012/12/03
防災・危機管理ニュース
新型インフルエンザへの対策訓練が11月30日(金)、富山県の私立砺波総合病院で行われた。(富山県ニュースリリースより)
■目的:高い病原性を示す鳥由来の新型インフルエンザの発生が懸念されるなか、富山県での患者発生を想定し、医療機関における患者受け入れなどの訓練を行い、同県における新型インフルエンザ対策の一層の強化を図る。
■実施日時:平成24年11月30日(金) 13時30分~16時
■実施場所:市立砺波総合病院(砺波市新富町1-61)
■災害想定:東南アジアを中心に新型インフルエンザが発生し、県内の帰国者がインフルエンザのような症状を訴えた。
■訓練項目:
(1)患者受入訓練
① 「県内発生早期」を想定した感染患者指定医療機関における患者受入訓練
– 第一報に関する連絡体制および電話対応手順など確認
– 救急車による患者搬送
– 受診手続き、診察および検査、入院
② 防護服着脱訓練
■ 訓練参加者および見学者:約100名(市立砺波総合病院、砺波地域消防組合消防本部、砺波厚生センター関係職員、県内医療機関、各市町消防本部等、市町村、県厚生センター・保健所関係職員)
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- 感染症・労働災害
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