大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した「大阪府北部地震」から6月18日で6年を迎える。朝7時58分39秒に、大阪府北部を震源として発生した地震は、社員の多くが出社できなくなり、帰宅時も、大阪府を中心とした関西地方の多くの交通機関が長時間にわたり運転を見合わせたため、多くの帰宅困難者が発生、新淀川大橋は徒歩で帰宅する人で埋まった。また、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良の5府県のエレベータ346基で閉じ込めが起きた。ビル設備管理大手2社が把握しているだけでも計約3万4000基が停止した。総務省消防庁の集計によると、大阪府内で死者6人、2府5県で負傷者462人(うち重傷者62人)、住家の全壊21棟・半壊483棟・一部破損6万1266棟・床上浸水3棟・床下浸水3棟、火災は大阪府と兵庫県で7件確認されている。