2024/07/09
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】北大西洋条約機構(NATO)は9日、米ワシントンで首脳会議を開く。会合は3日間の予定。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援継続が主要議題で、ロシアとの対決姿勢を鮮明にする見通しだ。ロシアが中国や北朝鮮などと関係を深める中、日本を含むインド太平洋の友好国との連携も打ち出す。
ロシアは首脳会議前日の8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の小児病院などに対して大規模なミサイル攻撃を加えた。多数の死傷者が出ており、NATO加盟国の首脳はこれを非難した。
バイデン米大統領はミサイル攻撃後の声明で「ウクライナへのわれわれの支援は揺らがない」と強調。「同盟国と共に、ウクライナの防空能力を強化する新たな措置を発表する」と表明した。
今年はNATO設立から75年の節目に当たり、9日には記念式典を開催。実質的な討議は10日からで、11日の閉幕後にはバイデン氏の記者会見を予定している。
〔写真説明〕北大西洋条約機構(NATO)本部に掲げられたNATOの旗=ブリュッセル(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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