2024/07/19
防災・危機管理ニュース
【パリ時事】五輪の開幕を26日に控えたフランス・パリの観光名所、シャンゼリゼ通り付近で18日、刃物を持った男が警官を襲い負傷させた。男は別の警官に腹部を撃たれ、搬送先の病院で死亡。捜査当局はテロの可能性はないとみて調べている。
仏メディアによると、男は27歳の外国人。シャンゼリゼ通りの高級ブランド店「ルイ・ヴィトン」に現れ、不審な様子から警備員が通報した。警官が駆け付けると刃物を手に逃走し、途中で襲い掛かってきた。負傷した警官の命に別条はない。
パリ市内は五輪に向け警備を大幅に強化。しかし、今週に入ってパトロール中の兵士が包丁を持った男に刺されたり、飲食店のテラスに乗用車が突っ込み死傷者が出たりする事件・事故が相次ぎ、緊張が高まっている。
〔写真説明〕凱旋門付近から望むシャンゼリゼ通り=14日、フランス・パリ
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- フランス
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/01
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
-
-
-
柔軟性と合理性で守る職場ハイブリッド勤務時代の“リアル”な改善
比較サイトの先駆けである「価格.com」やユーザー評価を重視した飲食店検索サイトの「食べログ」を運営し、現在は20を超えるサービスを提供するカカクコム(東京都渋谷区、村上敦浩代表取締役社長)。同社は新型コロナウイルス流行による出社率の低下をきっかけに、発災時に機能する防災体制に向けて改善に取り組んだ。誰が出社しているかわからない状況に対応するため、柔軟な組織づくりやマルチタスク化によるリスク分散など効果を重視した防災対策を進めている。
2025/06/20
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方