2024/08/27
防災・危機管理ニュース
【ブリュッセル時事】オランダのデータ保護局は26日、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズに対して2億9000万ユーロ(約470億円)の制裁金を科すと発表した。欧州で働く運転手の個人情報の取り扱いを巡り、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)違反があったと判断した。
GDPRは、基本的な人権保護の観点から、EU域内で取得した個人情報の域外移転を原則禁止している。移転させる場合、情報を保護するための措置を講じる必要がある。
発表によると、ウーバーは2年以上にわたり、運転手の免許証や位置情報に加え、病歴や犯罪歴も米国のサーバーに保管していた。
AFP通信によれば、ウーバーは声明で「全くもって不当だ」と、保護局の決定を批判した。
〔写真説明〕米ウーバーのロゴマーク(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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